初診当日、クリニックの前で5分くらいうろうろした。

入り口が普通のビルのテナントで、「AGAクリニック」とは書いておらず、院名だけのシンプルな看板だった。それだけで少し気が楽になった。

受付を済ませると、待合室に案内された。雑誌が置いてある普通の待合室だ。他にも2〜3人の男性が待っていた。みんな普通の格好で、普通の顔をしていた。当たり前だけど、それが妙に安心だった。

問診票に記入して、10分ほどで呼ばれた。

診察室に入ると、30代くらいの男性医師が「どうぞ」と椅子を指した。白衣で、普通の先生だった。

頭頂部を見てもらい、写真を撮られ、5分ほど質問を受けた。家族に薄毛の人はいるか、いつ頃から気になり始めたか、ストレスはあるか——そういった内容だった。

診断は予想通り、AGAだった。ハミルトン・ノーウッドスケールというAGAの進行度を示す分類で、僕はタイプIIIに該当するとのこと。中程度だ。

「早めに始めた方がいい」と医師は言った。AGAは進行性で、放置すると悪化する。治療で進行を止め、場合によっては発毛も期待できると説明を受けた。

処方されたのはフィナステリド(飲み薬)とミノキシジル(塗り薬)の2種類。費用は1ヶ月あたり約8,000円だった。

「高いな」と思った。でも、毎月8,000円で薄毛の進行が止まるなら、払う価値はあるかもしれない。そう判断して、その場で処方してもらった。

初診を終えて外に出ると、拍子抜けするほど普通の経験だった。怖くなかった。恥ずかしくもなかった。もっと早く来ればよかった、と素直に思った。

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