金融機関は計算上手
お金の計算は、したくないかもしれませんが、
かなり余裕を持って、予算を決めておかないと大変なことになります。
中古マンションは高価な買い物であり、高価なものを手に入れる場合、
「購入予算」を決めるのが鉄則です。
そうでないと、道標が無いまま進むことになります。
自分が目標とする物件すなわち中古マンションも決まりません。
お金を準備したつもりでも、次から次へと費用が出現するものです。
目的の中古マンションの価格だけを用意すれば安心出来るとは思っていないでしょうが、
余分な余裕的資金以上に、さらに費用がかかります。
購入後は、住むだけで環境整備的なことを放置して良いわけありませんから、
維持費や修繕費もかかります。
それに、駐車場代金なども見越した予算を算出しておくことが大切。
計算方法として、有名なものがあります。
「借りる額÷100万円×購入資金係数」という式です。
購入資金係数とは、なんでしょう？
住宅情報誌を調べてみましょう。
よく見ると、雑誌の巻頭や巻末に表示されています。
すなわち、巻頭などに早見表みたいなものが掲載されてあって、
ローン金利の早見表の金額が提示されていると思います。
これは、100万円借りたとき、
いったい、いくらぐらい月々に支払わねばならないかの返済額を教えてくれます。
まあ、目安なんですが、とても役に立つ目安です。
他にも、計算方法は存在しまして、
さらに、もっと簡単な計算方法と言えましょう。
すなわち、専門家に頼んじゃうのです。
融資をお願いする先の金融機関に計算を丸投げみたいな感じで頼んじゃいましょう。
中古マンションの購入予算の計算も、銀行なら慣れているはずです。
実は、金融機関は意外と、経験豊富な部分を活かして、様々な能力を発揮して、
いろんなサービスをしてくれるものです。
自分の収入金額と月々の返済可能金額、
夏と冬のボーナスがある人は、ボーナス時の返済可能額を相談してみましょう。
むこうが無理をいうわけないので、低めで良いです。
すると、自分の稼ぎや貯金の範囲内で、
一体いくらの中古マンションを購入できるか？
これをテキパキと計算してくれて、すぐに判明します。
金融機関にしてみればお客様有っての金利営業。
大切なお客様（金づる）の様々な悩みやニーズに答えてくれると思います。
とにかく、なんでも聞いてみる、相談してみる、お願いしてみる、これは客の基本です。
購入予算が決まれば、もう予算という面では安心。
中古マンションを探すためのモチベーションも、探しやすさも格段にアップ！
ですから、是非とも、早めに、
先に購入予算を割り出してスッキリ決定することをオススメいたします。
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