よく聞くリノベーションという言葉の意味は?
「リノベーション」で大変化?
「リノベーション」とは何か?
「リノベーション」と「イノベーション」は似ていますから気をつけましょう。
まず、基本が大切ですので、英単語の方から見ていきます。
innovation
⇒新しくとりいれること、革新したもの、刷新、新しいことの導入
renovation
⇒まったく新しい物にすること、修理する、改装する
イメージ的に考えると、
イノベーション…新規に多くを取り入れて新しくするプラスイメージ
リノベーション…既に存在するものを改造してガラリと変化させるプラスイメージ
さて、では、リノベーションとリフォームの違いは、どこにあるか?
住宅分野に関して
リノベーションは、空間を生まれ変わらせるぐらいに付加価値を増大させる大規模な全面改修工事のニュアンス!
リフォームは、ぼろくなった部分を修繕して、新しく回復したというイメージ効果を狙う単純修理のニュアンス!
たとえば、
リノベーションは、10年前の新築時期よりはるかに高い付加価値をもたらす全面大幅改修工事のイメージ。
リフォームは、壁紙の張替え、床の張替え、トイレを和式から洋式に変更するなど、小規模改修工事のイメージ。
ただし、住居人においては、
「リノベーション」であろうが「リフォーム」であろうが、目的が達成されれば、それで良いわけで、
それゆえ、「リノベーション」と「リフォーム」とが混同されることもしばしば起こります。
家の中を大規模に改装してしまうことができるなんて、
中古マンションならではの特権かもしれません。
リノベーションが要らない新築は、どうか?
たしかに新築マンションはきれいだし、設備は新しい。
なるほど、もともと新しいものは魅力的です。
しかし、きれいなものに手を加えて大規模に改修するのには勇気が入ります。
これは女性の美容整形と同じですね。
でも、元々くたびれてボロっちい中古マンションをリノベーションすれば?
きれいさ、設備の新しさを補充しながら、
どこまでも大胆に自分好みの間取りにする事だって出来る!
冒険的な計画をたてる事も出来ます。
すなわち、まず、中古マンションを新築物件よりも2割以上安くお値打ちに購入する。
そして、そこで浮いた2割分の費用をリノベーション費用に当てることも可能です。
新築マンションを買ったつもりで、
自己のライフスタイルという独自性に合わせるため、
より自分の理想に近い形にリノベーションを実行するのが住居オリジナルカスタムの醍醐味。
最近では「中古マンション、プラス、リノベーション」という新しい選択肢が出てきました。
大規模な改修工事ですから、
リノベーションには、ある程度の期間(数ヶ月)が必要になります。
ですから、時間的に余裕のある人向きで、急いで住む場所を探している方には不向きです。
暇を持て余すとまではいかないにしても、
比較的時間に余裕のある御方や住む場所にこだわりのある方に向いています。
広告チェック注意点
準備と学習 目次ページに戻る
中古マンションのガイド表 要点早見表に戻る
視察と注意〜中古マンションで注意すべきことを確認
広告チェック注意点 |
情報収集注意点(新聞折込チラシ) |
住宅情報誌 |
インターネット検索 |
価格の判断材料 |
実勢価格公開 |
実際の市場価格 |
購入タイミング |
購入タイミング1 |
購入タイミング2 |
現地を内覧する |
調査の時間帯 |
現地データ取得 |
チェックポイントを知る(建物の外観) |
外壁のチェック |
室内のチェック |
蛇口をチェック |
収納スペース |
共有スペース |
管理組合 |
支払と費用〜中古マンションの金銭面についての知識
必須の修復費用 |
フラット35が使える |
資金計画の知識 |