誇大な表現かどうか
中古マンション物件の広告を見る時の注意点は?
さまざまな業者の広告を比べてみると一目瞭然です。
見込み客が求めているのは、広告のキレイなデザインだけじゃないんです。
ただし、もちろん、
広告のデザインが汚すぎる(センスが気持ち悪い)場合は、言うまでもなく、
そんな業者から中古マンションを買おうとは誰も思わないです。
奇をてらった感じでなく広告なんて普通でよいので、
ベランダの日当たりなどの方位をきちんと書いてくれている広告のほうが役に立ちます。
よさそうな物件に限って、間取りに方位が提示されていない場合が多いです。
業者の手落ちか、もしくは、隠したいことが有るか、いずれにしろ、いいことは有りません。
間取りと方位は必須ですから、最低限、上記のことをチェックして、
新聞の折り込み広告や不動産屋での広告に気をつけましょう。
そもそも、広告には禁句というものが存在します。
中古マンションの広告分野にも当然にタブーとうものが有ります。
「お買い得」⇒スーパーのチラシなら同一商品を比較することができるので納得いくが、
中古マンションは、様々なチェックポイントを準備したとしても、
他のマンションと比較して、どこが、どのように、お買い得なのかは、
人それぞれ個人の感性によって異なっており、その意味で誇大だと言える。
「格安」「高級」⇒どの中古マンション数戸と比較して、そう言えるのか?
「完全〜」⇒完全と言い切れる判定基準が不明であることは言うまでもない!
「当社だけの〜」⇒不動産情報ネットワークシステムのレインズに登録していない場合は、
情報の共有ができないので単純に「当社だけの〜」という言い方になるという逃げ道が存在する!
実は、これらの表現は、いけないものとされています。
すなわち、中古マンションの物件を扱う広告には、
メインで使用してもならないし、付属的に付加してもならないとされています。
「誇大広告」と解釈される表現は他にも多く存在しますが、
なぜか、この世に誇大広告が無くなることはなく、
不動産業界においても、現在過去未来と出現し続けるでしょう。
「誇大広告」を堂々と出している不動産業者います。
そういう仲介業者には注意が必要です。
というか絶対に、相手にしては、いけません。
中古マンションの物件広告ならば、
広告中に駅からの所要時間は必ず書かれてあると思います。
しかし、もちろん、これは、おおざっぱに書かれています。
徒歩時間は1分間に80mの速さで計算されていますが、人間は特性が人によって異なります。
実は、分速80メートルは、かなり速いです。
やはり、実際の所要時間を調べるには、
他ならぬ自分の足を使って歩いてみるのが一番良いでしょう。
また、たまに、駅やバス停などの主要交通機関場所から
「徒歩○○分」または「バス○○分」だけの記名で情報が曖昧模糊としている場合が存在します。
すなわち、駅名やバス停が書かれていないことがあります。
親切な業者ならば書くという問題ではなくて、
それでも問い合わせしてくるような、ゆるい感覚の持ち主をキャッチする誇大広告類似行為です。
ぼんやりした見込客を引っ掛ける行為すなわち、蜘蛛の巣をはって人が引っかかるのを待ち構える悪魔の広告です。
本来どこの駅から計算した所要時間なのか注意が必要ですが、そもそも、そんな業者の広告は無視しましょう。
給料が応相談としか書かれていない求人広告に対して抱く印象と同じ感覚で良いと思いますが、
ほんとうに中古マンション物件の広告で注意したいのは「おとり広告」です。
風俗店や不動産屋は本当によくこれで客を欺きます。
たいてい、目に付きやすいように良いものを相場よりも安く広告します。
その物件について問い合わせをします。
大丈夫です店舗まで早めにおこしくださいとの好感触な返事。
急いで店舗におもむきます。
すると、「先ほど申し込みが入って終了しました」という返事。
そして、他の、どうでもいい、魅力の無い物件を勧めてきます。
集客のための手口として使われる「おとり広告」は禁止されています。
そのような対応をする業者とは一切、関わらない方がよいと思います。
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