結婚相手選び同様
中古マンション購入の希望条件の基準のポイント。
ズバリ、言っちゃいますが「納得が行く上手な妥協」です。
独身男性が嫁さんを探すときと同じと考えてください。
結婚相手を選ぶときに100パーセント合格の相手は居ません。
それと同じで、
希望条件に100パーセント合致した物件は有りません。
人間だって恋愛対象だって、そうなんですが、
悪い所をどこか探そうと思えば必ずアラが出てきます。
「アラ？」と思うところが見つかります。
世の中に存在するものは全て、そうです。
最終的に許せるかどうかなんですが、
ここだけは譲れないという絶対的な基準を数個だけ設定して、
人は、希望条件で絞り込んでいきます。
恋愛に例えると、
年収だけは絶対に500万以上なければイヤ！という感じですね。
さて、中古マンションの話に戻りますが
選ぶ場合、購入しようと目論んでいる中古マンションの希望条件が、
欲望を追求するあまり厳しすぎたら？
良さそうな物件が全く無い、もしくは、選択できる数が少なすぎて、かえって、変に選びにくくなります。
ほんの少し条件を妥協しただけで、
アナタのライフプランをハッピーにしてくれる良い中古マンションが見つかるのに！
もちろん、結婚と同じで、妥協しすぎは後で後悔します。
妥協しすぎたらゼロから出発するので、
良い部分だけが目につくだろうという希望的な観測はやめましょう。
やっぱりダメなままだった、ちくしょー、ダマされた、と思うかもしれませんが、
アナタが自己責任で結婚相手を選んでいますので、ダマされたのではなく調査不足だったに過ぎません。
中古マンションでも同じこと。
調査が不十分だっただけでダマされたわけではないです。
ほんとうに不動産会社にダマされた場合は裁判で決着すべきもの。
結婚でも、中古マンションでも、担保を取る的な考え方が重要。
銀行だって担保を取るのですから、結婚だって、いざ別れるときの担保は無ければ不安です。
中古マンションだったら、担保取得的な考え方として、「まあ、広いから、いいや」と思えるか否か。
特に、広さや間取りを妥協しすぎてしまうと、大変です。
後から、どうにも出来ない性質のものだからです。
愛する家族の生活に支障が出ることがあります。
広さや間取りは、これから家族が増える予定があるのかどうかがポイントです。
育児だけではないのです。
もしかしたら親の介護を中古マンションで行い、訪問介護士の世話になるかもしれないのですよ。
親の介護の予定があるか否かなど、アナタが抱える家族の将来のライフプランに合わせて決めましょう。
親を引き取る可能性も考慮しておくなら間取りと広さは重要なキーポイントです。
広さには妥協しない場合、
じゃあ、どこに妥協点を見つけるか、
それは、たとえば、立地条件を妥協するパターンがあります。
最寄り駅からは、徒歩圏内だけでなく、
バス通勤圏内も視野に入れるという妥協のパターン。
たしかに駅からは少し遠くなり不便かもしれません。
しかしながら、駅から遠いというだけで、
価格がだいぶ安くなり、広さも、もっと広くなり、選択肢が増えるというメリットが発生するのです。
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